社内イベントで使えるオンライン人狼|説明1分・1戦10分・全員が喋る

社内イベントの幹事を任されたとき、いちばん怖いのは盛り上がらないことではなく、途中で読めなくなることです。

説明が思ったより長引く。気づくと同じ3人だけが喋っている。予定より15分押している。この3つはだいたいセットで来ます。

先に結論:説明1分、1戦10分、全員が話す材料を持つ

段取りの前に、幹事が知りたい数字だけ先に書きます。

  • 覚えることは役職2つだけ — 村人と人狼。占い師や騎士のような能力はありません
  • 夜のターンも襲撃もない — 途中で脱落して見ているだけの人が出ません
  • 全員が写真を1枚出す — 「なぜこれを選んだか」という話す材料が全員に配られます
  • 1戦およそ10分 — 30分枠でも60分枠でも逆算して組めます

つまり、進行台本を作り込まなくても時間が読めます。まず自分で1戦試してみるのがいちばん早いです。

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人数とプランの境目は後半にまとめました。

社内イベントのゲームが滑る3つの理由

失敗した回を振り返ると、原因はゲームの中身ではなく構造にあります。

1. 説明が長い — ルール説明が5分を超えると、聞いている側の集中が切れます。役職が5つも6つもあるゲームは、説明し終えた時点で半分の人が理解を諦めています

2. 発言量が偏る — 話すのが得意な人と、そうでない人がいます。「自由に議論してください」と言うと、前者だけが喋る時間になります

3. 時間が読めない — 1戦の長さが決まっていないゲームは、延びるか、途中で切ることになります。次の予定がある社内イベントでは、これがいちばん困ります

人数から、村の組み方とプランを決める

社内イベントで最初に詰まるのがここです。1つの村(ゲームルーム)に入れる人数には上限があり、上限は主催する人のプランで決まります

  1. 3〜4人 1村 スタンダード 無料
  2. 5〜8人 1村 ゴールド ¥1000 / 月
  3. 9〜10人 1村 プラチナ ¥3000 / 月
  4. 11人以上 村を分けて同時進行 村の数だけホストが必要 各ホストにプラン

1戦ごとにホストのスタミナを1消費します。スタンダードは上限2なので、3戦以上回す予定なら人数が足りていてもゴールド(上限10)が必要です。

参加人数から決まる、村の組み方とホストに必要なプラン

読み方は単純で、参加人数が5人以上なら有料プラン、11人以上なら村を分ける、の2点だけです。

そして見落とされがちなのがスタミナのほうです。ゲームを1戦始めるごとに主催者のスタミナを1消費します。無料のスタンダードは上限2なので、人数が4人で足りていても、3戦以上回す予定なら足りません。60分枠で5戦回すつもりなら、人数ではなくこちらが理由でゴールドが必要になります。

30分枠と60分枠の組み方

1戦およそ10分という前提があると、時間割は引き算で決まります。

  • 3人から・1村10人まで
  • 1戦およそ10分
  • 社内イベント・懇親会

社内イベントで効くのは、2戦目以降の立ち上がりが速いことです。1戦目で全員がルールを体で覚えるので、以降は「じゃあ次」で始まります。

当日の3ステップ

幹事が村を作ってURLを配る

村を作ると共有用のURLとQRコードが出ます。社内チャットに貼るか、会議室に集まっているならQRコードを画面に映すだけです。参加者はここで登録を求められません。

写真人狼の画面:メンバーの参加を待つ待機画面

お題に合う写真を1枚ずつ出す

「美味しかったもの」「最近の一枚」といったお題が全員に共通で出ます。カメラロールから1枚選んで提出します。このとき人狼同士の写真がこっそり入れ替わります

写真人狼の画面:お題が決まったことを知らせる画面

順番に説明して、投票する

幹事が「では上から順に」と指名して、なぜその写真を選んだのかを1人ずつ説明していきます。人狼は自分が選んでいない写真について話すので、説明が噛み合いません。いちばん怪しい人に投票して決着です。

写真人狼の画面:提出された写真を見ながら議論する画面

発言量が偏らない理由は「物証があること」

チームビルディングの文脈でいちばん効くのがここです。

通常の人狼は、判断材料が発言しかありません。だから話し方の上手い人が有利になり、口数の少ない人は「黙っているから怪しい」と言われて終わります。社内でやると、これは職位や声の大きさをそのまま反射してしまいます。

写真人狼には写真という物証があります。自分が選んでいない写真について話すと、説明が具体的なところで必ず詰まります。「いつ撮ったのか」「誰と行ったのか」に答えられません。これは話術ではなく事実なので、普段あまり喋らない人でも、写真をよく見ていれば勝てます

お題「美味しかったもの」で5人が出し合った料理の写真がまとまった思い出画像。人狼だった3人にラベルが付いている
ゲーム終了後に生成される「思い出画像」。お題「美味しかったもの」に対して5人が出した写真で、ラベルの付いた3枚は本人が選んだものではありません。

人狼の人数は毎回変わり、0人のこともあれば2人以上のこともあります(1人だけにはなりません)。人狼が0人の回は「平和村」で、誰の写真も入れ替わっていません。「今回はいないかもしれない」という疑いが混ざるので、犯人当てだけのゲームになりません。

20人・30人規模をどう回すか

1つの村は最大10人なので、それ以上は村を分けて同時進行します。

  • 20人なら10人×2村 — 幹事のほかにもう1人ホストを立てます。ホストはそれぞれアカウントとプランが必要です
  • チーム分けをそのまま使う — 部署混合にしたいなら、村の割り振りがそのままシャッフルになります
  • 終わったら結果を見せ合う — 各村の「思い出画像」を全体チャットに貼ると、別の村の話題で二次的に盛り上がります

よくある質問

Q. 参加者にアプリを入れてもらう必要はありますか? A. ありません。ブラウザで動くので、配ったURLを開けばそのまま参加できます。事前案内に「当日はURLを送ります」と書いておけば準備は終わりです。

Q. 参加者もアカウント登録が必要ですか? A. 不要です。URLを開いてニックネームを入れれば、ゲストのまま参加できます。アカウントが必要なのは村を作るホストだけです。

Q. リモートとオフィスが混ざるハイブリッド開催でも使えますか? A. 使えます。各自が自分のスマホで参加する形なので、同じ部屋にいるかどうかは関係ありません。リモート側とは通話をつないでおくと、会話のテンポが揃います。

Q. 業務用のスマホに私的な写真が入っていない人はどうしますか? A. お題は「最近の一枚」のように当日その場で撮れるものも選べます。会議室の風景でも成立するので、写真が手元にないことが参加の妨げにはなりません。

Q. 費用はどのくらいかかりますか? A. 8人までのゴールドが月額¥1000、10人までのプラチナが月額¥3000です。月額なので、イベントのある月だけ契約するという使い方ができます。3〜4人で、かつ1日2戦までならスタンダード(無料)で足ります。

まとめ

社内イベントで人狼を回すときの要点

  • 説明1分・1戦10分 — 役職は村人と人狼の2つだけ、夜のターンなし
  • 全員に材料が配られる — 幹事が順に指名すれば、発言量が職位や声の大きさに寄りません
  • 人数でプランが決まる — 4人まで無料/8人までゴールド/10人までプラチナ
  • スタミナも見る — 3戦以上回すなら、人数が足りていてもゴールドが必要
  • 11人以上は村を分ける — 大きな1村より、10人×2村のほうが体験は落ちません

社内イベントのゲーム選びは、面白さより先に「説明が短いか」「時間が読めるか」「全員に話す材料があるか」で絞ると失敗しません。この3つを満たすものは、そう多くありません。

当日いきなり使う前に、幹事の方がまず1戦試しておくことをおすすめします。下のボタンから、インストールなしで始められます。

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