ZoomやDiscordで人狼をやる方法|通話しながら遊べる手順

通話はもうつながっている。全員の顔も見えている。あとは人狼をやるだけ——なのに、そこから先で止まります。

「役職ってどうやって配るんだっけ?」

ZoomやDiscordは話すための道具なので、人狼の進行そのものは面倒を見てくれません。ここでつまずくと、せっかく集まった空気が10分で冷めます。

先に結論:やり方は2つだけ

  • 人がGMをやる

    1. 通話をつなぐ
    2. GM役を1人決める
    3. GMが役職をDMで配る
    4. GMが夜と昼を読み上げる
    5. GMが結果を集計する

    結果 6人集まっても遊べるのは5人

  • 進行をゲームに任せる

    1. 通話をつなぐ
    2. URLを共有する
    3. 全員が開く
    4. あとは自動進行

    結果 6人集まれば6人全員が遊べる

通話ツールで人狼をやる2つのルート

通話ツールで人狼をやる方法は、突き詰めると2つです。

  1. 誰か1人がGM(進行役)になって手動で回す — 自由度は高いが、GMは自分が遊べない
  2. 進行を自動でやってくれるゲームを通話と併用する — URLを共有するだけで全員が遊べる

急いでいるなら2番です。通話はそのままつなぎっぱなしにして、ブラウザで動く人狼ゲームのURLをチャット欄に貼れば、それで準備は終わります。時間に余裕があって本格的にやりたいなら1番、という選び方で問題ありません。

以下、それぞれの具体的な手順を書きます。

方法1:GMを立てて手動で回す

昔ながらのやり方です。1人が進行役に徹し、残りのメンバーでゲームをします。

役職の配り方

いちばん悩むのがここです。通話ツールの機能だけで完結させるなら、次の方法があります。

  • DM(個別メッセージ)で1人ずつ送る — ZoomのチャットもDiscordのDMも、特定の相手だけに送れます。確実ですが、GMが人数分打つ必要があります
  • 抽選サイトの結果を画面に出さず個別に伝える — 役職を決めるだけなら乱数サイトで十分です
  • トランプを使う — 全員が対面ならこれが早いのですが、オンラインでは使えません

夜のターンをどう処理するか

GMが毎晩回すのは、この1日サイクルです。

  1. 人狼・能力者

    人狼が襲撃する相手を選ぶ。占い師なども動く

  2. 全員

    襲撃された人が発表され、ゲームから抜ける

  3. 議論

    生存者

    発言の矛盾や不自然な沈黙を突き合わせる

  4. 投票

    生存者

    最多票の人が追放。ここで1日が終わる

決着がつくまで繰り返す

人狼ゲームの1日の流れ

対面の人狼なら「全員目を閉じてください」で済みますが、オンラインでは全員がカメラをオフにするか、画面から目を離す必要があります。

Discordならボイスチャンネルを2つ作り、夜のあいだ人狼だけを別チャンネルに移動させる方法がよく使われます。Zoomならブレイクアウトルームが同じ役割を果たします。ただしどちらも、GMが毎回メンバーを移動させる操作を挟むことになります。

GMの負担は想像より重い

役職を配り、夜と昼を読み上げ、投票を集計し、勝敗を判定する。これを1人が全部やります。

つまり、6人集まっても実際に遊べるのは5人です。人数が少ないときほどこれは効いてきます。

方法2:進行をゲームに任せる

通話ツールは「話す」ことだけに使い、進行は自動でやってくれるゲームに任せる方法です。

役職の配布・夜の処理・投票の集計を全部ゲーム側がやるので、GMが要りません。全員がプレイヤーとして参加できます。

ZoomとDiscord、どっちがいいか

どちらでも遊べます。違いが出るのは人数と気軽さです。

ZoomDiscord
顔を見ながら得意(ビデオが標準)可能だが音声中心
参加のハードルURLで参加可アカウントがある人向け
無料での時間制限3人以上は制限あり(執筆時点で40分)実質なし
少人数の雑談◎(つなぎっぱなしにしやすい)

顔を見せ合いたいならZoom、長時間だらだら遊ぶならDiscord、という使い分けが実際のところです。人狼は表情も手がかりになるので、初対面が混ざるならZoomのほうが盛り上がりやすい傾向があります。

なお、Zoomの無料プランの時間制限は人狼と相性が悪い点に注意してください。1戦が長い本格ルールだと、途中で切れて入り直すことになります。

何人集まればいいか

  • 自動進行なら3人/GMありは6人〜
  • 1戦10〜40分
  • リモート飲み会・オンライン会議のあと

標準的な人狼のルールは、役職のバランス上5〜6人以上が前提です。GMを立てる場合はそこにもう1人必要なので、実質6〜7人集まらないと本格的な人狼は成立しません

3〜4人しか集まらない日は、少人数向けに設計されたゲームを選ぶほうが確実です。詳しくは3人・4人で遊べる人狼ゲームにまとめました。5人以上のときの役職構成は人狼を5人・6人・7人で遊ぶを参照してください。

通話しながら遊べる「写真人狼」

このサイトの写真人狼は、まさに方法2の形で遊べるゲームです。

  • ブラウザで動く — インストール不要。通話をつないだままURLを開くだけです
  • GMが要らない — 進行は全部自動。全員がプレイヤーになれます
  • 3人から遊べる — 少人数の日でも成立します
  • 1戦およそ10分 — Zoomの時間制限にも収まります

推理の手がかりが会話だけでなくスマホの写真にあるのが特徴です。全員が同じお題で写真を1枚出しますが、人狼同士は提出した写真がこっそり入れ替わります。人狼は「自分では選んでいない写真」について、さも自分が選んだかのように説明しなければなりません。

人狼の人数は毎回変わり、0人のこともあれば2人以上のこともあります(1人だけにはなりません)。0人の回は「平和村」で、誰の写真も入れ替わりません。

実際に遊んでいる様子。お題に合う写真を選び、なぜ選んだのかを話し合います。
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通話をつないだままの始め方

通話はそのまま、部屋を作る

ZoomやDiscordはつなぎっぱなしで構いません。ホストが部屋(村)を作ると、共有用のURLとQRコードが出ます。

写真人狼の画面:メンバーの参加を待つ待機画面

URLをチャット欄に貼る

ZoomのチャットやDiscordのテキストチャンネルにURLを貼るだけです。招待された人はアカウント登録なしで参加できます。

写真人狼の画面:お題が表示されている画面

話しながら投票する

写真を見ながら通話で話し合い、いちばん怪しい人に投票します。声で議論できるぶん、テキストだけより情報量が多くなります。

写真人狼の画面:誰が人狼かを投票する画面

実際の1ゲームはこんな結果になります。お題は「美味しかったもの」。5人が出した写真のうち、「人狼」と付いている3枚は本人が選んだ写真ではありません

お題「美味しかったもの」で5人が出し合った料理の写真がまとまった思い出画像。人狼だった3人にラベルが付いている
ゲーム終了後に生成される「思い出画像」。答え合わせと同時に、その日の記録が1枚に残ります。

よくある質問

Q. 通話とゲームを両方開くと重くないですか? A. スマホで通話、同じスマホでブラウザ、という使い方だと画面の行き来が発生します。PCで通話してスマホでゲーム、と分けると快適です。

Q. 全員がアカウントを作る必要がありますか? A. 招待リンクから参加する人は登録不要です。部屋(村)を作るホストだけアカウントが必要になります。

Q. カメラはオンにすべきですか? A. 人狼は表情も手がかりになるので、オンのほうが盛り上がります。ただし写真人狼は写真という物証があるため、オフでも成立します。

まとめ

通話ツールで人狼をやる

  • やり方は2つ — GMを立てて手動で回すか、進行を自動でやるゲームを併用するか
  • GMを立てると1人減る — 6人集まっても遊べるのは5人
  • ZoomとDiscordの使い分け — 顔を見せ合うならZoom、長時間ならDiscord
  • 急ぐならURL共有型 — 通話はそのまま、ブラウザのゲームを開くだけで始まる

通話がつながっている時点で、いちばん面倒な部分はもう終わっています。あとは進行を誰に任せるかを決めるだけです。

すぐ試したい方は下のボタンからどうぞ。インストールは不要です。招待された人は登録なしで参加でき、村を作る人だけアカウントが必要になります。

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