壇上のデモプレイが「スクリーンモード」になるまで — 人狼ファンミーティング Vol.01 参加レポート
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壇上のデモプレイが「スクリーンモード」になるまで — 人狼ファンミーティング Vol.01 参加レポート

2026年8月29日、秋葉原。人狼HOUSEさんが主催する人狼ファンミーティング Vol.01に、「写真人狼」として出展してきました。

2階の交流フロアにブースを出しつつ、ステージで34枚のスライドを話し、そのまま会場のみなさんと壇上で2ゲーム遊ぶ、という1日です。

そして、このデモプレイのあいだに困っていたことが、そのままスクリーンモードという機能になりました。イベントの1週間後にリリースしています。順を追って書きます。

「知らない写真を、自分の思い出として語れますか?」

発表のタイトルはこれにしました。写真人狼を一文で説明するなら、結局ここに戻ってくるからです。

ステージで発表する登壇者。背面のスクリーンに「写真人狼」のタイトルスライドが映っている
人狼ファンミーティング Vol.01 のステージにて。持ち時間のなかで34枚を話しました

会場は人狼が好きな方ばかりです。役職や配役の話は当然通じる。だからこそ、写真人狼が普通の人狼と何が違うのかを先に置くべきだと考えて、構成はこうしました。

「スマホのカメラロールで遊ぶ人狼ゲーム」というスライドを背に話す登壇者と、客席の後ろ姿
写真人狼の説明。役職は村人と人狼だけで、話し合い1回・投票1回で終わります

核心はここです。

全員が同じお題で写真を1枚ずつ出す。ここまでは普通です。ただし人狼になった人だけ、提出した写真がこっそり他の人のものと入れ替わる。手元に来た知らない写真を、自分の思い出として語らないといけない。村人はそのまま自分の写真を語ればいい。

人狼の人数も毎回変わります。0人、または2〜(参加人数−1)人。1人だけにはなりません。人狼が0人の回は「平和村」で、写真の入れ替えも起きない。

会場のみなさんと、壇上で2ゲーム

発表の後半はデモプレイです。壇上に上がってくださった来場者の方と、主催スタッフのみなさんと一緒に遊びました。参加はQRを読んで名前を入れるだけなので、登壇からゲーム開始まで数分です。

1ゲーム目は通常の写真人狼、2ゲーム目はアナログ拡張の写真人狼 ミッションモードを足して遊びました。お題はどちらもその場で決めて、1ゲーム目が「最近撮った写真」、2ゲーム目が「美味しかったもの」です。

ステージで向かい合って話す参加者。背面のスクリーンに、スーパーカー自転車の写真が大写しになっている
1ゲーム目、お題は「最近撮った写真」。スーパーカー自転車の写真が出てきました

2ゲーム目は食べ物です。お題を決めて、また全員でカメラロールを開きます。

ステージ上でスマホを持った6人が向かい合い、背面のスクリーンにお題の入力画面が映っている
2ゲーム目のお題を決めているところ

スクリーンには焼肉丼や鍋や寿司が次々に並びました。

スクリーンに大写しになった焼肉丼と冷奴と味噌汁の写真。両脇に壇上の参加者が立っている
2ゲーム目の話し合い。誰かの写真を拡大しては、なぜそれを選んだのかを聞いていきます

ミッションモードは、テーマを決めたあとにミッションカードを1人1枚配る拡張です。人狼探しと並行して、こっそり自分のミッションをこなしてもらいます。

ステージ上のテーブルに置かれたミッションカードを、壇上のメンバーが覗き込んでいる
2ゲーム目の答え合わせ。誰がどのミッションを狙っていたのかを1枚ずつ公開していきます

盛り上がったのは、この答え合わせでした。人狼が誰だったかで一度、そのあと「あの発言、ミッションだったのか」でもう一度。勝った側も味方のミッションを全部当てないと完全勝利にならないので、そこまでやって終わりです。

壇上の6人が笑ったり拍手したりしている。背面のスクリーンにはゲームの結果画面が映っている
ミッションの公開が終わったところ。11時07分の壇上です

1ゲームのあいだに、5回も画面を切り替えていた

ここからが本題です。

デモプレイの段取りを組むとき、いちばん頭を使ったのはスクリーンに何を映すかでした。写真人狼はスマホで遊ぶゲームなので、進行役の画面をそのまま投影すると、役職や写真の選択中まで会場に見えてしまいます。

そこで、フェーズごとに「ゲーム画面」と「スライド」を行き来する表を作って本番に臨みました。

フェーズスクリーンに映すもの
待機画面ゲーム画面
お題決めゲーム画面
写真選択スライド(手元は見せない)
役職発表スライド(絶対に映さない)
話し合いゲーム画面
投票スライド(誰に入れたか映さない)
結果発表ゲーム画面 → スライド

数えると、1ゲームで5回の切り替えです。2ゲームやったので10回。マイクを持ちながら、進行しながら、切り替えを間違えないようにする。デモプレイ中ずっと、頭の片隅がこれに使われていました。

問題は切り替えの回数だけではありませんでした。

プロジェクタに映ったブラウザの画面。上部にメニューバー・タブ・ブックマークバーが並び、中央に写真が1枚だけ表示されている
実際に会場で映っていた画面。スマホ向けのレイアウトなので、写真は中央に細く出ます

改めて写真を見ると、なかなかひどいものです。

  • スマホ向けのレイアウトをそのまま投影している。 横に広いスクリーンなのに、写真は真ん中の細い列にしか出ない。左右は灰色の余白です
  • 全員の写真を一度に見せられない。 1枚ずつタップして拡大するしかなく、話し合いのテンポが進行役の操作待ちになる
  • ブラウザがまるごと映っている。 メニューバー、開きっぱなしのタブ3枚、ブックマークバーのフォルダ名まで、会場から丸見えでした

3つ目は完全に自分の不注意です。ただ、1つ目と2つ目は、そもそも大画面に映すための画面を用意していなかった、というだけの話でした。

そして、スクリーンモードができました

イベントから戻って最初に着手したのがこれです。9月4日にスクリーンモードとしてリリースしました。

スクリーンモードの議論画面。お題の下に4人の写真が大きく並び、右上に残り時間のリングタイマーが出ている
いまの議論画面。全員の写真と残り時間が一度に出ます

やったことは単純で、大画面に映すためだけの画面を1枚作ったというだけです。PCのブラウザでURLを開いて全画面にすれば、あとは置いておける。

進行はこれまでどおり手元から行います。スクリーンモードは表示専用なので、映している側から操作されることもありません。あの日ステージでやりたかったことが、ようやくそのままできるようになりました。

2階の交流フロアのブース

ステージのほかに、2階の交流フロアでブースを出していました。

交流フロアの写真人狼ブース。「写真人狼」の暖簾とバナー、机の上にミッションモードの箱が並んでいる
2階の交流フロアのブース。10時から18時まで出していました

ブースでは試遊のほか、拡張版の「写真人狼 ミッションモード」をイベント限定価格で販売し、有料プランの初月半額クーポンを掲示していました。

机に並んだ「写真人狼 ミッションモード」の化粧箱と説明カード、お題「旅行の思い出」のプレイ例パネル
ミッションモードの箱と、プレイ例のパネル。お題「旅行の思い出」で実際に出た写真とセリフを並べています

ありがとうございました

主催の人狼HOUSEさん、運営スタッフのみなさん、そして壇上に上がってくださった方々に、あらためてお礼を申し上げます。

デモプレイは正直なところ、うまくいかない部分もありました。ただ、その不便がその場で全部見えたので、翌週にはもう手を動かせました。壇上で困ったことが、1週間で機能になったわけです。

「写真人狼」はブラウザで遊べます。スクリーンモードも全プランで使えるので、集まりやイベントで大画面につないでみてください。

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